旅の楽しみのひとつにご当地グルメがあります。
ベトナム料理というと米粉の麺のフォーや生春巻きが有名ですが、実際は辛いの?甘いの?どうなの?って感じですね。
なじみのないベトナム料理とはどんなものか。今回は、まだまだ未開のベトナム料理の代表選手たちをご紹介します。
ベトナム料理ってどんな味?ベトナム旅行でこれだけは食べたい!
せっかくベトナム旅行に出かけたんだから、ベトナムらしい料理をいっぱい食べたいですよね。ベトナムといえば・・・というベスト5をご紹介します。
フォー
やはりベトナム料理といえばフォーです。朝食の定番、ベトナム料理の代表格ですので見逃せません。
米粉で作った麺は、もちもち感が特徴で、普通の麺にくらべ歯ごたえと弾力があり、食べ応えがちがいます。
パクチーをたっぷり入れてもらった現地のフォーをぜひ一度味わってみてください。
春巻
フォーの次に有名なのが春巻きです。
ベトナムでは生春巻き・揚げ春巻きと両方楽しめますが、野菜たっぷりの生春巻きがオススメです。
薄いライスペーパーにエビや豚肉、レタス、ビーフンなどお好みの具材を巻いて食べます。野菜がいっぱい食べられてとてもヘルシーです。
バインセオ
ベトナム風お好み焼きなんて日本では紹介されることがありますが、米粉の生地を薄くのばして焼き上げて、中には野菜や肉類など、さまざまな食材を入れ込みます。見た目はクレープのような感じです。
中身も野菜たっぷり、それをまた野菜にくるみ食べるのがベトナム流。すごいボリュームですが案外食べられてしまいます。
バインミー
出典:https://jp.blog.kkday.com/
19世紀フランスがベトナムを統治していたころからのご当地グルメです。
外はパリッ!中はふわふわ!という食感。米粉が入った20㎝ほどの小ぶりのフランスパンにソーセージやハム、そしてパクチーなどの野菜をはさみ込みます。
ストリートフードの代表で、街を歩けばそこかしこで遭遇します。小腹が減った時に最適です。
ベトナムコーヒー
出典:https://jp.blog.kkday.com
そして言わずと知れたベトナムコーヒー。コンデンスミルクをあらかじめカップの底に敷き、専用のフィルターを使ってゆっくりと抽出した濃い目のコーヒーを注ぎます。
ミルクの甘い香りとコーヒーの苦みが混ざり合い濃厚な味わいを醸し出しています。
雰囲気のいい店でベトナム家庭料理
今回ご紹介するのは、ホーチミン市内にあるベトナム家庭料理、特に豆腐料理のおいしいお店をご紹介します。料理がおいしいのはもちろん、ベトナムらしい雰囲気を持つお店ばかり、あなたのお気に入りを探してみてください。
Bep Nha Xu Quang
このお店はベトナム中部地方の料理、オススメの「揚げ豆腐とエビそぼろ」をご紹介します。店内は異国情緒あふれる雰囲気です。入口のベトナムらしい飾りつけが目を引きます。
一人でも気軽に入れるお店ですが、一品の量が比較的多いので、多くの品数は注文できません。
ワイワイガヤガヤと大勢で夕食に出かけるか、昼下がりひと時に一人で豆腐料理とワインを1杯だけ楽しむか、悩みは尽きません。
この「揚げ豆腐とエビそぼろ」のお店は、お取引のある会社の人に連れて行ってもらったのですが、あまりの美味さに感動し翌日も翌々日も行くほどでした。
以来ベトナムを訪れた際の定番になっています。
この料理、絹ごし豆腐の揚げたものに干しエビのそぼろがかかっていて、スペシャルブレンドのオーロラソースに豆板醤が入ったソースをつけて食べます。
隣のかわいく飾りつけされた野菜ももちろん一緒にいただきます。
それに合わせたいのが、この店オリジナルと言われる甘めの白ワイン「グーズベリーワイン」てす。
ググっても日本語のサイトにたどり着かないフランスやイギリスで飲まれているものらしいのです。ベトナムは長い間フランスに統治されてからその時の文化なのでしょうか。
こちらのお店はこのぐらいの目安で食べられます。ベトナムドンの計算は大まかに下2桁を指で押さえた数字を1/2にすると日本円に換算できます。こちらは2,300円ぐらい。
Bong Sung Vegetarian Food & Coffee
こちらは、サイゴン中央郵便局の近くにあるベジタリアンのお店です。カフェが立ちならぶ通りの奥まった2階にあります。平日のランチ時は、現地のベトナム人でにぎわっています。
テラス席も配されていて、おしゃれで雰囲気はいいのですが暑そうでした。ですので店内でゆっくり食べるのがオススメです。
ベトナム家庭料理にはしばしば揚げ豆腐が登場します。ここの揚げ豆腐には、素揚げのネギをベースとした薬味ソースがかかっています。肉そぼろでも入っているようなコクがあります。
料理は一品一品ボリュームがあるのでシェアしたほうがいいかもしれません。
ベジタリアンレストランをうたっているだけに、野菜やきのこなどを中心にしたメニューでボリュームはあるのに、とてもヘルシーです。
この他にもベジタリアンの店だけあって揚げ春巻の中身は、おからが入っていて豆腐感が満載です。
ベジタリアンでなくてもホーチミンを訪れた際には一度は顔を出したいお店です。
こちらのお店はこのぐらいの目安で食べられます。2人で食べてます。
Chi Hoa
3軒目はレタントン通りの日本人街近くのベトナム家庭料理のお店です。日本人街に近いということもありメニューには日本語表記があります。
一人でも気軽に入れるお店で、一品の量もおひとり様に対応した適度な量です。現地の人に限らず多国籍な人が訪れる店で、いつも賑わっています。
ここの揚げ豆腐は、タマリンドソースで味付けされ、酸味のきいた甘じょっぱさで少しクセのある味です。
ライスを合わせるのもいいですが、この日は東南アジアでよく見かけるシンガポール産タイガービールを合わせました。フルーティーで飲みやすいのでベトナムでも多くの人が好んで飲んでいます。
そしてもう一品、豚バラ肉とココナッツ果肉の甘辛煮。日本ではココナッツの果肉の料理なんて見たことないですよね。ということで注文しました。
ココナッツの果肉のシャキシャキ感がタケノコを食べている感じなんですが、ココナッツ風味が口の中に残る不思議な一品でした。
カジュアルでおいしい、お財布にも優しい、気軽に味わえるベトナム家庭料理の店です。時間帯によっては入れないこともあるほどの人気店らしいのです。
こちらのお店はこのぐらいの目安で食べられます。いつもレシートなんて気にしたことなかったんですが、現地の物価の話をされたとき、一番わかりやすいのがコレか!と思い集めました。
しあわせを呼ぶビール 333ビール
ビールの話題にふれたのでもうひとつご紹介します。
ベトナムの地ビール「333」は、333と書いて「バーバーバー」と読みます。ベトナムでは3は縁起の悪い数字と言われていますが、すべてを足すと9になり、漢越語の9は永遠を意味する言葉に発音が似ていることから、縁起がいいとされています。
しあわせを呼ぶビール「333」として親しまれています。
何度も訪れている通な人は「ホビロン」
番外編は、何度も訪れているベトナム通の人が推薦するホビロンです。
う化する直前のアヒルのたまごをゆでたものでベトナムのソウルフードです。マンガ『美味しんぼ』で掲載されているので知っている人もいるかもしれません。
中身はたまごと鶏肉と鶏がらスープなのでおいしいこと間違いなしです。ライムと塩で味付けし食べるのがベトナム流です。
見た目がグロいのでハードル高いですがぜひお試しください。
出典:https://tours-danang.com/
中国とフランス2大食文化の影響を受けた料理
ベトナム料理は、中国とフランスという2大食文化の影響を受けたものです。
ベトナムは、19世紀に中国から100年間の支配を受けていたため、料理にも中国の影響を見て取ることができます。中華料理の炒める、蒸す、煮るなど手法が多く取り入れられています。
そして、中国から独立した後は、フランスによる侵略を受けることに。その時の名残で現在もフランスパンとコーヒーを飲む習慣があります。
実は美味しいベトナムのご当地グルメ、ぜひ一度ベトナムに足を運んで味わってください。
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もちろん海外旅行保険も忘れずに
旅の初心者が忘れがちなのが海外旅行保険です。また、案外気楽に考えて未加入のまま旅に出かけたりしてしまいます。
例えば「夕食後ホテルに向かうバスに乗車する際に転倒。大腿骨頸部骨折と診断され28日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。500万円余りの治療費がかかった」なんて実例があります。
日本国内の医療保険は適用されないので、正直言って、全て実費で負担するとなるとキビシイ状況ですよね。
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