バンコクってどんなとこ?日本から約6時間の空の旅、平均気温29度の常夏の国です。
寺院など定番の観光地巡りにショッピング、グルメやタイマッサージなど、旅人を飽きさせない人気の高い旅行先です。
バンコク初心者のためのお役立ち情報、おすすめ観光スポットをご紹介します。
必ず行きたい観光スポット
タイに行ったら必ず行かなければならないのがお寺です。
まずバンコクで外せないのが、チャオプラヤー川沿いにたたずむ三大寺院のワット・ポー、ワット・プラケオ、ワット・アルンです。
この3つのお寺は一気に巡れる定番コースです。華やかで美しい寺院は格式が高く、バンコクの人たちの信仰を集めています。
1.ワット・ポー

バンコクで一番有名なお寺とも言える「ワット・ポー」は、長さ46m、高さ15mの黄金の涅槃(ねはん)像がまつられたバンコク最古の寺院です。
横たわる巨大な黄金の涅槃像はそれだけでも大迫力、一見の価値があります。
涅槃像の足の裏には、仏教とかかわり合いのあるバラモン教の108の世界観が描かれています。
涅槃像全体の写真を撮りたいときは足の裏から撮ると全体が収まります。併せて、この108の世界観も映り込むという仕組みです。

涅槃像のイメージが強いワット・ポーですが、実は、それ以外にも見どころが盛りだくさん。
108の壺、ラーマ王4世の仏塔、本堂の座釈迦像、回廊の仏像、タイ古式マッサージのスクール、タイ風ヨガのルーシーダットン教室など、体験できるものも含め見どころ満載です。

出典:https://www.bangkoknavi.com/
そんなワット・ポーへの行き方ですが、2019年にMRTが延伸、最寄り駅の『サナームチャイ駅』ができたことで、駅から徒歩5分で行くことができるようになりました。
ちなみにサナームチャイ駅からワット・ポーに行くとすると出入口はサイアム博物館の敷地内にあります。
2.ワット・プラケオ

出典:https://www.bangkoknavi.com/
ワット・プラケオは、1782年に前王朝トンブリから、ラーマ1世がチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。
格式もさることながら、広大な敷地にある「黄金の仏塔」には仏舎利(仏陀の遺骨)が収められていて、タイ全土の仏教徒が訪れることでも有名です。
この他、「黄金の仏塔」のとなりには、金の法典を納める塔「経堂」、歴代のタイ国王の像を安置する塔「御堂」が横一列に並んでいます。

出典:https://www.thailandtravel.or.jp/
そして、金箔と色ガラスのモザイク調に彩られたきらびやかな本堂には、本尊のエメラルド色に輝くヒスイの仏像「プラケオ」が安置されています。
このエメラルド仏が安置されているのでワット・プラケオ、通称エメラルド寺院とも呼ばれています。ちなみにワットはお寺で、プラケオはエメラルドの意味です。
ワット・プラケオへの行き方ですが、先に紹介したワット・ポーのおとなりにあり、ちょっと足をのばせば到着です。
3.ワット・アルン

アルンとは「暁」という意味で、ワット・アルンは別名「暁の寺院」と言われるぐらい、夕暮れ時には陽の光が反射して美しい暁の色をみせてくれます。
巨大な仏塔を取り囲むように4つの仏塔が建ちならび、中心の仏塔は高さ約80m、台座の周囲は237mもあります。

やはり、ワット・アルンは渡し船や水上バスなど船上からや、対岸からの眺めが最高です。
特に、チャオプラヤー川の上からワット・アルンを見学するのが、一番ワット・アルンらしく、朝昼晩どの時間に訪れても美しい姿が写真に収められます。
日本人には、三島由紀夫の小説『暁の寺』に登場するので馴染み深いお寺でもあります。

ワット・アルンへの行き方は、ワット・ポーからすぐの船着場「ターティアン船着場」から対岸へ渡る舟が便利です。
片道なんと4バーツで「ターティアン船着場~ワット・アルン船着場」間の渡し舟が出ています。
ワット・ポー側からの渡し舟の乗り口は、土産物の並ぶアーケードを過ぎた先にターティアン船着場があります。
親切に日本語でも「ワット・アルン」と書かれているので心配しなくても大丈夫です。
もし近くに同じ渡し船に乗るオレンジ色の袈裟を着たお坊さんがいたら、優先的に前に行かせてあげでください。これがタイのルールです。
お買物を楽しもう
バンコクといえば買い物も一つの楽しみです。人気のタイシルクやカワイイ小物がたくさん。お土産用に自分用に買い物天国バンコクを満喫してください。
4.ラチャダー鉄道市場

バンコクで人気のナイトマーケットと言えば、ラチャダー鉄道市場です。アジアからの団体旅行のツアーが組まれ観光バスで乗りつけるほど人気があり、いつでもにぎわっています。
タイパンツやタイシルク、小物類をはじめ、ありとあらゆる物がそろうのがこの市場です。また、食べ物の屋台もあるので、途中休憩しながら夜中まで買い物が楽しめます。

一番混みあうのが20時から22時頃。混んでいるのが嫌な方は早めの時間に到着することをオススメします。
ラチャダー鉄道市場への行き方は、バンコクの地下鉄MRTで行くのが便利です。「タイランド カルチュラルセンター」駅の3番出口から徒歩3分の近さです。
駅ちかショッピングモール「エスプラネード」のすぐ裏にあるので簡単に発見できます。
5.週末の穴場観光「ウィークエンドマーケット」

週末だけ開催されているバンコク最大のマーケット「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」。タイ雑貨やタイスタイルの衣類、アンティーク製品まで何でもそろうのがこのマーケットです。
広大な敷地に1万5千もの店舗がある巨大なマーケットです。
ウィークエンドマーケットというぐらいなので週末の土、日曜日に営業。だいたいのお店は午前10時ぐらいに始め、夕方6時ぐらいには終わります。

午後は大勢の観光客が訪れるので、午前中であればゆっくりと買い物が楽しめます。
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットへの行き方は、バンコクの地下鉄MRTでカムペーンペット駅下車、2番出口を出てすぐのところにあります。また、BTSのモーチット駅も利用できるのでアクセスは抜群です。
6.タイ最大の商業施設「アイコンサイアム」

2018年、チャオプラヤー川沿いに開業したばかりのタイ最大の商業施設アイコンサイアム。2棟のモールの中には500以上の小売店、100店舗以上の飲食店があるというから驚きです。

アイコンサイアムには日本の高島屋も出店していて、日本産の生鮮食品や加工品などが手に入るということで現地の方はもちろん、駐在員たちにも人気を集めています。

また、施設内にはローカルフードや工芸品、雑貨などを集めた「SookSiam」というマーケットがあります。ここでは水上マーケットを再現したり、タイ各地の伝統文化を伝えるコーナーがあったり、タイの地方旅行の気分も味わえます。

アイコンサイアムへの行き方は、BTSサパーンタクシン駅下車、チャオプラヤ川沿いのサトーン船着場から無料のシャトルボートがあります。
人気のエンタメ
バンコクの楽しみのひとつは華やかなエンターテーメントです。人気を誇る老舗キャバレーでショーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
7.カリプソ・キャバレー・バンコク

出典:https://tabinaka.co.jp/
老舗キャバレー、カリプソ・キャバレー・バンコクはチャオプラヤー川沿いの今最もアツい観光スポットとして注目されている複合商業施設アジアティーク・ザ・リバーフロントのなかにあります。
倉庫跡地を再利用したこの巨大な複合商業施設内に、歌あり、踊りあり、笑いありのニューハーフ・ショーが楽しめるカリプソ・キャバレー・バンコクがあります。

出典:https://www.calypsocabaret.com/jp
ステージとの距離も近く、時には観客も参加しながら約1時間ちょつとのゴージャスなショーかお楽しめます。
タイに行ったら一度は見ておきたいナイト・エンターテーメントのひとつです。
癒しの空間
やっぱり、タイに行ったらマッサージは欠かせません。
日頃の疲れをタイ式マッサージでとる。旅の疲れを吹き飛ばす。癒しを求めて優雅なマッサージを体験していかがでしょうか。
8.疲れをいやそう「ヘルスランド」

マッサージならどこでも一緒と思ってはいけません。
今回ご紹介する「ヘルスランド」は街中の安いマッサージに比べると少々高めの料金設定ですが、それだけに施設内は清潔で、マッサージ師の質の高いサービスが売りになっています。
現地の人はもちろん外国人観光客にも人気でタイ全土に10店舗もあるとのことです。
ヘルスランドアソーク店の行き方は、BTS アソークから徒歩10分の場所にある大きな屋敷のような佇まい。店自体がランドマークになっていますのですぐにわかります。
バンコクから足を延ばして郊外へ
時間があればバンコクから足を延ばして郊外へ出かけてみるのもいいかもしれません。
寺院巡りも終り、ショッピングやマッサージ、エンタメも楽しんだら郊外の有名な観光地に出かけよう。
9.アユタヤ

バンコクから北へ約76キロ、車で約2時間、チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州にあるのがアユタヤです。
14世紀頃、400年に渡り繁栄してきたアユタヤ王朝の首都でした。18世紀にビルマの侵攻により衰退するまで、黄金に輝く仏塔や寺院、優美な王宮を建設するなど、東南アジア諸国との貿易を通じて繁栄を続けてきました。
現在残る遺跡群は、アユタヤ歴史公園として整備され、世界中の観光客が訪れる場所となっています。

アユタヤというと一番先に思い浮かべるのが、長い年月をかけ木の根で覆われてしまった仏像の頭が残るワット・マハタートではないでしょうか。
木の根に覆われた仏像の姿がテレビや雑誌、インターネットで頻繁に取り上げられ、広く世界に知られることになりました。
ワット・マハタートにはその昔、44mの仏塔があったとされていますが、ビルマ軍により破壊されてしまいました。加えて、仏教の効力をなくすため、仏像の頭部を切り落としたそうです。
無残に転がる頭部を哀れに思い村人が壁に立てかけたところ、木の根がやさしく包み込んだという伝説が残っています。
そんな歴史のあるアユタヤ遺跡群は、バンコクから日帰り旅行が楽しめるエリアです。ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
10.カンチャナブリー

カンチャナブリーって言ってもピンとこない方が多いかもしれませんが、あの不朽名作と言われている映画「戦場にかける橋」の舞台になった場所というとわかる方も多いのかもしれません。
映画の舞台となったクウェー川にかかる鉄橋やその鉄橋を走り抜ける泰緬鉄道を見ようと多くの観光客が詰めかけます。
電車が走らないときは自由に鉄橋を歩けるので対岸まで行ってみるのもいいでしょう。途中電車が入ってきたら退避スペースで間近で車両が通り過ぎるところを体験できます。

出典:https://mapple-tour.com/thai/
そしてもうひとつ、断崖絶壁とクウェー川の間を抜けていくアルヒル桟道橋の散策です。
鉄橋と同じく、この木製の橋も電車が走っていないときは自由に散策することができます。
せっかくなので泰緬鉄道に乗車してくアルヒル桟道橋を体感することもオススメします。
タイバンコク旅行の計画
タイバンコク旅行初心者におすすめの観光スポットをご紹介してきましたが、アフターコロナでいつ何時状況が変わるかわかりません。
1週間後など、どうなるかわからないから、今とってキャンセルになると困るし、かといって初心者が直前予約というのも。悩みは尽きません。
旅の計画を手伝ってくれるサイトの活用

キャンセル料とかがかかる可能性がある、アゴダ、ブッキング、エクスペディアなら当日予約の方が無難ですし、withコロナの時期なのでキャンセル、変更手数料無料っていう航空券、ホテルを探すのも一つの手です。
どうしても、心配な方は旅の計画をお手伝いしてくれるサイトもありますので、そちらを活用するのもいいかもしれません。
とは言えいつまで直行便が運休しているのかわからないので、今年はゆっくりと計画を立てることがいいのかもしれません。
旅の計画をお手伝いしてくれるサイト紹介

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また、旅行費用をあらかじめ伝えておけば、予算内、あるいは近い価格帯で収まるように各旅行会社があなたの旅の提案してくれます。
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もちろん海外旅行保険も忘れずに

旅の初心者が忘れがちなのが海外旅行保険です。また、案外気楽に考えて未加入のまま旅に出かけたりしてしまいます。
例えば「夕食後ホテルに向かうバスに乗車する際に転倒。大腿骨頸部骨折と診断され28日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。500万円余りの治療費がかかった」なんて実例があります。
日本国内の医療保険は適用されないので、正直言って、全て実費で負担するとなるとキビシイ状況ですよね。
かといって、起こるかわからい病気やケガに備え、3泊4日の海外旅行保険に加入しようとすると1万円ぐらいの費用がかかってしまうので、リーズナブルな旅行がしたい方には負担が大きいのが現実です。
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